パパラギ

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エーリッヒ・ショアマン著「The Papalagi」（発音はパパランギ）より抜粋。

パパラギとは、キャンディ島の酋長トゥイアヴィイが、19世紀から20世紀にかけて経験したヨーロッパ人の生活や文化に対してつけた名前である。




パパラギは、常に自分の肉をうまくカバーしようと努力している。「身体と手足は肉であり、首から上だけが本当の人間である」そう語るのは、名声が高く、非常に賢いとされて
いた白人である。首から上だけが、本当の人間だ」。頭だ。白人はそれを、必要なら手さえも、覆わずに残しておくのが好きである。頭も手も肉と骨に過ぎないのに。その上、自
分の肉を見せる者は、正しい道徳を主張することはできない。

若い男が少女を妻にする場合、彼はその少女に惑わされるかどうか分からない、彼はその体を見たことがないからだ（トゥイアヴィの余白注：後でさえ彼女は滅多に彼にそれを見
せない、もし見せたとしても夜か薄明の時間である）。少女は、サモアの最も美しいタオポウ（村の処女、少女女王）のように、まだ美しく成長しているかもしれないが、誰もそ
れを見ることができないように、またその姿を喜ぶことができないように、その体を覆っているのである。

肉は罪である。そうパパラギは言う。その精神はその心に応じて偉大であるからだ。陽光を投げ入れるために持ち上げる腕は、罪の矢である。空気を取る波が押し寄せる胸は、罪
の場合である。処女がシヴァ（土俗舞踊）を披露する手足は罪深いものである。そしてまた、大地の喜びのために人を作るために触れる手足も罪である。肉であるものはすべて罪
である。すべての筋には、人から人へと飛び移る陰湿な毒が生きている。肉を見るだけの者は、毒を吸い、傷つき、それを見せる者と同じように悪く、拒絶される。- こうして白人の聖なる道徳律が宣言される。

だからパパラギの体は、頭から足まで、ふんどし、マット、皮で包まれ、人の目も、太陽の光も通さないほど、きつく、濃く、その体は、深いジャングルに生える花のように、青
白く、疲れ切ってしまうのだ。

多くの島々の理解ある兄弟たちよ、パパラギ一人がその体にどんな重荷を背負っているか、教えてあげよう。底には、表皮と呼ばれる植物の繊維から得られる白い薄皮が、裸の体
を包んでいる。それを投げ上げ、頭、胸、腕から太ももにかけて上から下へと降ろしていく。脚と太ももの上から臍まで、下から上に引っ張られるようにして、いわゆる皮下脂肪
が来る。この皮は、このために特別に飼育された四足の毛皮動物の毛で編まれたものである。この皮膚は主に3つの部分からなり、1つは上半身、もう1つは中半身、3つ目は太ももと脚を覆っている。3つのパーツは、貝殻（ボタン）とゴムの木の樹液を乾燥させて作った紐（輪ゴム）で固定されている。この褌は、雨季の潟のような灰色を基調としており、決して完全な色物であ
ってはならない。せいぜい真ん中くらいで、これは男たちだけで、男たちは自分のことを話したり、女たちの後を何度も追いかけたりする。

足にはまだ柔らかい皮とかなり固い皮がある。柔らかいのは少なくとも伸縮性があって足にフィットし、固いのはそうではない。この皮は、丈夫な動物の皮を水に浸し、ナイフで
削り、叩いて、完全に硬くなるまで天日にさらして作る。この皮でパパラギ族は、足がちょうど入る大きさの縁の高いカヌーのようなものを作る。左足用と右足用のカヌーがある
。このカヌーを足首のところで縄と棘でしっかりと結び、足をカタツムリの胴体のような固い殻の中に納める。この足甲をパパラギは日の出から日没まで身につけ、マラガ（旅行
）に行くときも、踊りをするときも、熱帯の雨上がりのような暑いときでも身につけるのだそうだ。

白人がよく知っているように、これは非常に不自然であり、足がまるで死んでいるかのようになり、すでに悪臭を放ち始めているため、そして実際、ほとんどのヨーロッパ人の足
はもはやヤシの木をつかむことも登ることもできないため、したがってパパラギはこの動物の皮膚を覆うことによって自分の愚行を隠そうとするのである。それ自体は赤いのだが
、多くの汚れで覆われ、そこに多くの摩擦によって光沢を加えるので、目が眩しさに耐えられなくなり、目を背けざるを得なくなる。



男同様、女も多くのマットやふんどしを体や太ももに巻いている。皮膚は傷や裂傷で覆われている。乳房は、首から腹部にかけて、乳房の前と背中に巻かれたマット、つまり魚の
骨と針金と糸で非常に硬く作られたマットの圧力で鈍り、乳が出なくなった。そのため、ほとんどの母親は、底が閉じていて、上に人工乳首がついたガラスのロールに入ったミル
クを子供にも飲ませます。それも自分の乳ではなく、赤くて醜い角のある動物の乳で、腹部の4つの円錐から無理やり取り出している。